2016/2/17のドル円相場の考察

チャートは、ドル/円の1時間足ボリンジャーバンドMACDを表示しています。 昨日のドル/円相場は、東京時間朝方は114円台を維持しており、公示仲値に向けては114円半ばまで上昇する局面があったものの、ボストン地区連銀のローゼングレン総裁が米利上げに慎重だったと発言したと伝えられたことや人民元基準値が対ドルで元安方向に設定されたこと、日経平均株価が下げ幅を拡大したことなどが重なり徐々に売り圧力が強まり、欧州参入時には一時113円半ばまで下落しました。 この下落で、ボリンジャーバンドを下抜ける動きとなりましたが、バンドウォークには繋がらず、この下落にトレンドを作る勢いがなかったことが示唆されています。 その後は、ドルのショートカバーが入り反発、またNY時間に入ると米国の1月生産者物価指数が予想外のプラスに転じたほか、1月鉱工業生産が5年ぶりの大幅な伸びを記録したため、年内の追加利上げ観測を受けたドル買いが再燃し、114円を回復する動きとなり114円51銭まで上昇しました。 石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国が増産凍結で合意するとの期待を受けた原油価格の上昇もドル支援材料になったと指摘されます。 この上昇でボリンジャーバンドの上抜けが見られましたが、ここでもバンドウォークは発生せず、上下ともに明確な方向性がないことが示されました。 NY引けにかけては、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した1月開催分の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録の中で下方リスクの強まりが指摘されたため、ドルが伸び悩み113円台に押し戻されて引けています。 MACDを見ると、シグナルと交錯しながら横ばいとなっており、これで見ても相場に方向性がないことがわかります。

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