昨日(4月29日)のドル円相場
昨日(4月29日)のドル円は、急騰後に暴落。
1990年4月以来34年ぶりの高値160.01円まで急伸後、為替介入観測を受けて154.52円まで急落する荒い値動きとなりました。
東京市場は、急伸後に暴落。
祝日休場の中、流動性の低下から158円前半でのもみ合いが続いていましたが、前週末高値158.43円を上抜けると、ストップを巻き込んでドル買いが加速。1990年4月以来の高値となる160.01円まで急伸しました。その後為替介入観測を受けて、155.03円まで急落する荒い値動きとなりました。この急落に関して神田財務官は、「(介入の実施の有無については)今はノーコメント」と発言しました。
欧州市場は、下落。
155円台では日米金利差が意識されたドル買い円売りが優勢となり、157.23円まで値を戻しましたが、引き続き介入警戒感から154.52円まで下落しました。
NY市場は、上値が重い。
NY市場に入っても介入への警戒感は根強く、一時156.90円付近まで値を戻しましたが、再び155.10円付近まで急落しました。引けにかけて持ち直すも戻りは鈍く、156.34円でNYをクローズしています。
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本日(4月30日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足ボリンジャーバンドは、中心線が上向きで、上昇を示唆しています。
なお、週足ボリンジャーバンドは、中心線が緩やかに上向きとなっており、また、バンドの幅がエクスパンションを形成しており、上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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