昨日(11月9日)のドル円相場
昨日(11月9日)のドル円は、4日続伸。
パウエルFRB議長のタカ派な発言を受け、日米金利差が意識されたドル買い円売りが優勢となり、151.38円まで上昇しました。
東京市場は上昇。
150円後半でのもみ合いが続く中、日経平均株価の上昇を背景としたリスク選好の円売りが優勢となり、151.09円まで上昇しました。
欧州市場は、下値が堅い。
151円台での日銀による介入警戒感から円買いが優勢となり、150.78円まで下落したものの、時間外の米10年債利回りの上昇を受け、ドル買いが優勢となり、再度151.09円まで値を戻す展開となりました。
NY市場は続伸。
介入警戒に絡んだポジション調整的な売りが先行し、序盤に150.84円まで下落したものの、ボウマンFRB理事による「さらなる利上げ必要になるだろう」との発言をはじめ、パウエルFRB議長による「さらなる引き締めが適切になれば躊躇しない」「米経済は構造的に利上げに対して強靱かもしれない」とのタカ派的な発言が伝わると、日米金利差が意識されたドル買い円売りが優勢となり、日通し高値となる151.38円まで上昇しました。
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本日(11月10日)のドル円予想
1時間足のボリンジャーバンドは、中心線は上向きとなっており、上昇を示唆しています。
日足・週足ともにボリンジャーバンドは、中心線が上向きで上昇を示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
月足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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