ドル円週次レポート
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ドル円日次レポート
◆急騰。良好な米経済指標を受け、ドル買いが加速
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昨日(6月30日)のドル円は急騰。良好な米経済指標を受けてドル買いが加速し、111.12円と6/24高値と面合わせとなりました。
東京市場は動意に乏しく、110.44〜110.59円と15銭の狭い値幅で推移しました。
海外市場は急騰。欧州勢参入後もこう着状態が続いていましたが、NY勢参入後に発表された米ADP雇用統計が69.2万人と予想の60.0万人を上回ったことを受けドル買い優勢となり、東京時間の高値を突破しました。その後、23時に発表された5月住宅販売保留指数が前月比 8.0%と予想の-0.8%を大幅に上回り、2010年4月以降11年ぶりとなる強い結果となったことでドル買いは加速し、一時111.12円と6/24高値まで上昇しました。引けにかけても高値圏で推移し、111.09円でNYをクローズしました。
テクニカル(ドル円1時間足チャート)でみると、ボリンジャーバンドの中心線は右肩上がりとなっており、上昇を示唆しています。また、日足チャートの中心線は緩やかな右肩上がりとなっているため、上昇を示唆しています。
上値目途は、2021/6/23、2021/6/24、2021/6/30高値111.10円近辺、上抜けると2020/3/26高値となる111.28円近辺が次のターゲットとなります。
下値目途は、2021/6/29高値110.75円、下抜けると2021/6/25、2021/6/28、2021/6/29安値110.48円近辺が次のターゲットとなります。
※チャートは、ドル/円の
一時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。