昨日(8月26日)のドル円相場
昨日(8月26日)のドル円は、下落。
トランプ米大統領によるFRB人事への関与を巡り、FRBの独立性への懸念が重しとなり、一時146.99円まで下落しました。
東京市場は急落後に反発。
朝方に147.88円まで上昇したものの、トランプ米大統領が自身のSNSでクックFRB理事の解任通知書を掲載したことでFRBの独立性への懸念により146.99円まで急落しました。売り一巡後は買い戻しが優勢となり、「クックFRB理事が解任の正当な理由はなく、辞任しないと明言している」とワシントンポスト紙が報じたことで147.89円まで反発する展開となりました。
欧州市場は上値が重い。
147.90円まで上値を伸ばしたものの、FRBの独立性を巡る懸念により、147.40円付近まで下落しました。
NY市場は下落。
トランプ米大統領が「ミラン氏をFRBの長期ポストに切り替える可能性も」「FRBでまもなく過半数を獲得」などの見解を示したことによるFRBの独立性への懸念のほか、米10年債利回りが低下幅を拡大したことでドル売りが優勢となり、147.10円まで下落しました。
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本日(8月27日)のドル円予想
4時間足のボリンジャーバンドは中心線が下向きとなっており、下落を示唆しています。
日足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいから緩やかな下向きとなっており、下落を示唆しています。
なお、週足のボリンジャーバンドは中心線が横ばいで、もみ合いを示唆しています。
以上のことから、本日のドル円の方向性と予想レンジは以下の通りです。
※チャートは、ドル/円の
4時間足、
日足、
ボリンジャーバンド、
フィボナッチを表示しています。
ドル円週次レポート
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