新規注文方法
ストリーミング注文
ストリーミング注文とは、リアルタイムに表示されるレートをクリックすることでそのレートで取引が成立する注文方法です。今すぐ約定させたい場合等に適しています。
※取引所の気配値が許容スリップ以上変化した場合等に約定しないことがあります。
指値注文
指値注文とは、注文時にあらかじめレートを指定する方法を言います。現在レートより低いレートでの買注文、高いレートでの売注文です。指定した値段になると執行されます。 (現在レートより有利なレートを指定して行う注文を言います。)
例)買い注文の場合
米ドル/円の【売気配】(買付レート)120.00円のとき、118.00円の指値で買付の注文をする場合
⇒【売気配】(買付レート)が118.00円以下になると約定します。
例)売り注文の場合
米ドル/円の【買気配】(売却レート)120.00円のとき、122.00円の指値で売却の注文をする場合
⇒【買気配】(売却レート)が122.00円以上になると約定します。
トリガー注文
トリガー注文は、「逆指値注文」とも呼ばれ、現在レートより高いレートでの買注文、低いレートでの売注文です。指定した値段になると執行されます。(現在レートより不利なレートを指定して行う注文を言います。)一定の価格を抜けたら新規注文を発注したい場合や、 損失を限定した決済注文を発注する場合などに使われます。
例)買い注文の場合
米ドル/円の【売気配】(買付レート)120.00円のとき、122.00円のトリガで買付の注文をする場合
⇒【売気配】(買付レート)が122.00円以上になった時点で、買付注文が発注されます。
例)売り注文の場合
米ドル/円の【買気配】(売却レート)120.00円のとき、118.00円のトリガで売却の注文をする場合
⇒【買気配】(売却レート)が118.00円以下になった時点で、売却注文が発注されます。
If Done注文
If Done(IFD)注文とは、新規注文とその注文が成立したら自動的に有効となる決済注文をセットで出す注文方法です。あらかじめ、買う(または売る)値段と売る(または買う)値段を決めたい場合に利用します。この場合、1番目の注文が成立しなければ、第2注文も無効のままになります。
例)買い注文の場合
米ドル/円の【売気配】(買付レート)120.00円のとき、118.00円の指値で買付の第1注文、122.00円の指値で売却の第2注文をする場合
⇒【売気配】(買付レート)が118.00円以下になった時点で、買付注文が成立します。その後、【買気配】(売却レート)が122.00円以上になった時点で売却注文が成立します。
例)売り注文の場合
米ドル/円の【買気配】(売却レート)120.00円のとき、122.00円の指値で売却の第1注文、118.00円の指値で買付の第2注文をする場合
⇒【買気配】(売却レート)が122.00円以上になった時点で、売却注文が成立します。その後、【売気配】(買付レート)が118.00円以下になった時点で買付注文が成立します。この場合は、先に【売気配】(買付レート)が118.00円になったとしても、注文は成立しません。
OCO注文
OCO注文とは、指値注文とトリガー注文を2つ同時に発注する注文方法です。一方の注文が成立すると、もう片方の注文はキャンセルされます。手持ちの通貨の価格が上昇した際の利益確定と、下落した際の損失限定を同時に出したいときなどに適しています。 (新規注文の場合、買いの指値(またはトリガー)と売りの指値(またはトリガー)というように執行条件を同じにすることも可能です。)
例)買い注文の場合
現在の米ドル/円の【売気配】(買付レート)が1米ドル120.00円で、「1米ドル118.00円の指値で買付したいが、1米ドル122.00円を超えたらさらに円安が進むだろう」と予測した場合に、「1米ドル118.00円以下になったら指値で買付、または1米ドル122.00円以上になったらトリガで買付」といった注文を一度に出すことができます。
米ドル/円の【売気配】(買付レート)120.00円のとき、118.00円の指値で買付の第1注文、122.00円のトリガで買付の第2注文をする場合
⇒【売気配】(買付レート)が118.00円以下になった時点で、第1注文の買付注文が成立し、第2注文の買付注文は取消されます。また、【売気配】(買付レート)が122.00円以上になった時点で、第2注文の買付注文が成立し、第1注文の買付注文は取消されます。
例)売り注文の場合
1米ドル120.00円の買ポジションを保有しており、現在の米ドル/円の【買気配】(売却レート)が1米ドル120.00円で、「1米ドル122.00円の指値で売却したいが、1米ドル118.00円より下落したらさらに円高が進むだろう」と予測した場合に、「1米ドル122.00円以上になったら指値で売却、または1米ドル118.00円以下になったらトリガで売却」といった注文を一度に出すことができます。
米ドル/円の【買気配】(売却レート)120.00円のとき、122.00円の指値で売却の第1注文、118.00円のトリガで売却の第2注文をする場合
⇒【買気配】(売却レート)が122.00円以上になった時点で、第1注文の売却注文が成立し、第2注文の売却注文は取消されます。また、【買気配】(売却レート)が118.00円以下になった時点で、第2注文の売却注文が成立し、第1注文の売却注文は取消されます。
IfDoneOCO注文
IfDoneOCO(IFDO)注文とは、IFDとOCOを組み合わせた注文方法です。新規注文に対して指値注文とトリガー注文(ストップ注文またはトレール注文)を出して、利益確定と損失限定の決済注文を同時に出すことができます。IFDの決済注文としてOCOの方法を用いて利益確定と損失確定の注文を同時に出しておくことが可能です。
例)買い注文の場合
米ドル/円の【売気配】(買付レート)122.00円のとき、120.00円の指値で買付のIF注文、Done注文として122.00円の指値で売却のOCO第1注文、118.00円のトリガで売却のOCO第2注文をする場合
⇒【売気配】(買付レート)が120.00円以下になった時点で、買付注文が成立します。その後、【買気配】(売却レート)が122.00円以上、または118.00円以下になった時点で売却注文が成立します。
トレール注文
トレール注文とは、決済注文の際に発注できるトリガー注文となります。相場の変動に合わせてトリガー価格を変更することにより実勢レートに合ったトリガー注文を執行するために用いられます。 (値動きに合わせてトリガー価格の水準を変化させて、価格の変化についていく機能です。)
1.米ドル/円が98.00円のときに買ポジションに対して、トレール幅を10pipsに設定(執行基準価格97.90円)
2.為替レートが思惑通りに動いたため、執行基準価格の追随を開始します。
3.相場が不利な方向に変動しましたが、執行基準価格はそのままです。
4.相場が有利な方向に変動したので、再び執行基準価格の追随を開始します。
5.その後相場が急落し、トリガー注文執行基準価格に到達したためトリガー注文が執行されました。