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よくあるご質問
ロスカットとは、お客様の損失額が一定水準に達した際、損失が更に拡大することを防ぐ目的で 取引システムが自動的に取引を終了させる機能です。ロスカット条件に達すると、すべての保有ポジションが決済され、 未約定の指値注文等もすべて取り消されます。
ロスカットについては
取引システムが自動的に取引を終了させる機能には、ロスカットのほかに、証拠金判定に伴う強制決済がありますが、 判定の基準や執行のタイミングがそれぞれ異なります。ロスカットは、取引時間中に常に判定が行われ、 ロスカットの基準に達した時点で速やかに執行されます。
強制決済とは、FX取引の証拠金規制に基づき、法令で定める証拠金必要額が預託されていない口座で 継続して取引ができないように強制的に取引を終了させる制度です。強制決済のルールは、すべての取引コースに適用されています。
証拠金必要額の判定は、毎営業日の午前6:45（米国サマータイム期間は午前5:45）に実施されます。 口座の預託額が必要証拠金額を満たしていないと判定されると強制決済が執行され、 すべての保有ポジションの決済と、未約定の指値注文等の取消が実行されます。
証拠金判定は、口座資産に評価損益を加えた有効証拠金（※1）が、必要証拠金額以上となっていることを判定致します。
※1 有効証拠金＝口座資産＋評価損益－出金依頼額
強制決済については
ロスカットは、口座資産に評価損益を加えた有効証拠金（※1）が、ロスカット判定の基準となるロスカット値を取引時間中に下回ると執行されます。
（※1）有効証拠金＝口座資産＋評価損益－出金依頼額
ロスカット値は、取引コースによって異なります。
＜取引コース名 / ロスカット値＞
ブロード1コース / 取引証拠金の 1%
ブロード20（ブロード20ライト）コース / 取引証拠金の 8%
ブロード25（ブロード25ライト）コース / 取引証拠金の 20％
ブロード25MC(ブロード25ライトMC)コース / 取引証拠金の 20％
ブロード25S（ブロード25ライトS)コース / 取引証拠金の100％
ロスカットは、口座資産に評価損益を加えた有効証拠金（※1）が、ロスカット値を下回ると執行されます。
ロスカットを避けるには、なるべく口座資産に余裕を持ってお取引ください。
※1 有効証拠金＝口座資産＋評価損益－出金依頼額
保有ポジションがどのくらいのレート変動でロスカットされるか、ロスカットされるまでの値幅の計算方法をご紹介します。
ロスカットは、有効証拠金（※1）がロスカット値を下回ると執行されます。
したがって、ロスカットまでのレート変動幅は、「有効証拠金からロスカット値までの差額」を
「保有している通貨数量」で割ることで求めることができます。
※1 有効証拠金＝口座資産＋評価損益－出金依頼額
【計算式】
（有効証拠金－ロスカット値）÷保有している数量＝ロスカットまでのレート変動幅
【ロスカットまでの値幅の計算例】
ロスカット値は取引コースによって異なりますが、ここではブロード25Sコースを例に計算方法を確認してみましょう（25Sコースのロスカット値は、取引証拠金の100％です）。
（例）
・取引コース：ブロード25Ｓコース
・ロスカット値：取引証拠金の100％
・有効証拠金：¥70,000
・通貨ペア：USD/JPY
・取引証拠金：¥40,000
・取引数量：1ロット（10,000通貨）
上記の【計算式】に当てはめると、
（70,000円－40,000円）÷10,000通貨＝3円
ロスカットまでの値幅は3円となります。
例えば、買いポジションを保有していて現在レートが100円の場合、現在レートの100円から3円下落した97円未満になるとロスカットが執行されます。
ロスカットの判定は、一定間隔で行われる時価評価で、有効証拠金がロスカット値を下回って更新された場合に執行されます
（取引ルール16ロスカット参照）。
ロスカット注文は、すべての保有ポジションに対して成行で決済注文が発注されますので、
相場状況によっては約定した価格がロスカット値から乖離することがあり、
お客様が当社に預託されている金額を超える損失が生じる可能性があります。
＜ロスカットの約定価格がロスカット値と乖離する場合＞
・相場の急変時
・週末の終値から乖離して月曜日の始値がついた場合
・メンテナンスの開始前の価格と終了後の価格が乖離している場合（臨時メンテナンスを含む）
・インターバンク市場において出合レートがない場合
なお、口座に不足額が発生した際は、お客様が当社へ速やかに入金してください。
ロスカットについては
ロスカットに関する詳細は、取引説明書をご確認ください。
店頭外国為替証拠金取引説明書（個人コース）はコチラから、
店頭外国為替証拠金取引説明書（法人コース）はコチラからご確認ください。
不足金（追証）とは、法令で定める必要証拠金額が不足しており、追加で口座入金が必要な証拠金の金額です。
MCコースでは、毎営業日の午前6：45（米国サマータイム期間中は午前5：45）の証拠金額判定により、
証拠金が不足していると判定された場合、判定の翌営業日午前6時30分（サマータイム適用期間は午前5時30分）までに
不足金（追証）を解消する必要があります。
期限までに不足金が解消されなかった場合、強制決済が執行され、すべてのポジションの決済と未約定の指値注文等がすべて取消となります。
不足金の解消には、不足額を追加入金するか、または保有中のポジションを決済することにより、 口座資金の中で取引証拠金として使われている金額を減らす必要があります。
※証拠金不足と判定された後、相場の値動きにより証拠金維持率が回復しても、不足金（追証）は解消されません。
口座へのご入金、もしくはポジションの決済が必要となりますので、ご注意ください。
MCコースでは、証拠金額判定により不足金が発生すると翌営業日の期限までに不足金（追証）を解消する必要があります。
不足金が解消されるまでは、相場のレート変動が保有ポジションの評価損益に影響するため、 有効証拠金が増減しますが、レート変動により有効証拠金が増加しても不足金を解消することはできません。
不足金の解消には、不足額を追加入金するか、または保有中のポジションを決済することにより、 口座資金の中で取引証拠金として使われている金額を減らす必要があります。
※MCコース以外は、不足金が発生した時点で強制決済が執行されます。
証拠金不足の判定は、判定時点の相場状況によって決定されるため、大変申し訳ございませんが事前に正確な判断はできません。 証拠金の不足を避けるには、口座資金に余裕をもってお取引ください。
なお、口座維持率からおおよその推測が可能です。コースごとに取引証拠金の金額は異なりますが、 証拠金判定時に以下の口座維持率で不足金が発生します。
＜証拠金判定時に不足金が発生する口座維持率＞
・ブロード25～コース・・・口座維持率100％未満
・ブロード20～コース・・・口座維持率80％未満
・ブロード 1コース・・・・口座維持率4％未満
証拠金不足による強制決済のタイミングは、取引コースごとに3つのタイプに分かれています。
・Ｓコース・・・・・ブロード25Ｓコース等コース名に「Ｓ」がつくコースでは、 ロスカット値が取引証拠金の100％となっており、取引時間中は常に証拠金の必要額が判定され、ロスカットと同時に不足金の発生による強制決済が執行されます。
・ＭＣコース・・・・ブロード25MCコース等コース名に「ＭＣ」がつくコースでは、証拠金判定時に不足金が発生すると、 判定の翌営業日午前6時30分（サマータイム適用期間は午前5時30分）までに不足金の解消が必要となります。 不足金が解消されずに期限を迎えると即時に強制決済が執行されます。
・その他のコース・・コース名に「Ｓ」や「ＭＣ」がつかないコースでは、 午前6時45分（米国サマータイム期間は午前5時45分）の証拠金判定時に不足金が発生すると、即時に強制決済が執行されます。
ご登録のメールアドレスへ不足金発生をお知らせするメールが送信されます。
また、取引システムでは、口座状況画面にて証拠金不足をお知らせします。
※MCコース以外では、不足金の発生後即時に強制決済が執行されるため、 「口座状況」画面の「証拠金不足額残」には表示がされません。