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FXのメリットとデメリット

メリット5 円高でも円安でも利益を狙える

ここまで説明してきたとおり、FXとは外国為替市場の為替レートを使った取引です。
少しまとめてみましょう。
・FXとは、2つの通貨(米ドル/円など)の交換レートを買ったり売ったりする。
・FXは、証拠金として日本円を口座に預けて取引する。
・FX取引は、反対売買(買ったものは転売し、売ったものは買い戻す)で決済され、売り値と買い値に差があれば損益金を受け払いする。
などの特徴がありました。

外貨を利用した取引には、FXの他にも、たとえば銀行の外貨預金があります。
多くの銀行で利用できる外貨預金は、一般的に日本円を銀行に預け、両替して外貨建てで預金します。
利息も外貨建てで受け取り、引き出す際は、また日本円に戻して引き出すという取引の流れです。

外貨預金では、外貨建てで預けている間に円高が進んでしまうと、日本円に対する外貨の価値が低減してしまい損失が発生します。
そもそもが、高金利通貨の利息の受け取り(インカムゲイン)に注目した商品のため、
為替レートの変動による売買益(キャピタルゲイン)を狙った取引ではないのかもしれませんが、
外貨預金は円高時には利益を出しにくい取引だと言えます。

一方でFXは、円高でも円安でも利益を狙うことができます。

FXは外貨を利用した取引ではありますが、両替の様に別の通貨との交換をする取引ではありません。
証拠金を預けて、為替レートの変動を売り買いする取引です。

為替レートを売り買いする、というところをもう少し分かりやすくご説明しましょう。
為替レートとは、2つの国の通貨を交換する際の単価ですから、
たとえば、米ドル/円(USD/JPY)であれば、
日本円⇒米ドルへの交換、
または、
米ドル⇒日本円への交換
をする際のレート(値段)が取引対象となります。

日本円⇒米ドルへの交換とは、言い換えると、日本円を売って米ドルを買うということです。
FX取引では、「米ドル/円」の”買い”ポジションがこれに当たります。
反対に、
米ドル⇒日本円への交換は、米ドルを売って日本円を買い戻すことになります。
FX取引では、「米ドル/円」の”売り”ポジションとなります。

米ドル/円の買いポジションは、米ドルを買っている取引となりますので、
取引後に米ドルが上昇する(ドル高円安になる)と利益を得ることができます。

反対に、米ドル/円の売りポジションは、日本円を買っている取引となりますので、
取引後に円高ドル安になると利益を得ることができます。

もう一度まとめます。
FXの取引で、米ドル/円(USD/JPY)の売り買いは、
「米ドル/円(USD/JPY)」の買い =米ドルを買って日本円を売っている =ドル高円安になると利益が出る
「米ドル/円(USD/JPY)」の売り =米ドルを売って日本円を買っている =円高ドル安になると利益が出る

身近な米ドルと日本円の例で説明してまいりましたが、この仕組みは他の通貨ペアでも同様です。
たとえば、ユーロ/英ポンドという組み合わせの通貨ペアの場合は、
英ポンドに対してユーロ高となるなら買いポジション、ユーロ安となるなら売りポジションに利益が発生します。
通貨ペアの、「前の通貨 > 後ろの通貨」なら”買い”、「前の通貨 < 後ろの通貨」なら”売り”と覚えてください。

FX取引が円高でも円安でも利益が狙える仕組みがお分かりいただけたでしょうか。

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