• FXサービスコスト0.2銭
  • FXの儲け方や勝ち方を徹底解説【トラッキングトレードガチンコバトル】
  • FXブロードネットのトラッキングトレード

FXのメリットとデメリット

メリット4 金利から利益を狙うことができる

FXは、為替レートの変動を利用して売り値と買い値の差額から利益を得ようとする取引だとご説明しました。
しかし、FXにはもうひとつ、スワップポイントという通貨の金利差を利用した利益を狙うこともできます(※)。

初めてFXをやってみようという方にとって、「スワップポイント」や「金利差」などと言うと、
またまた難しい話が始まりそうだとお感じになるかもしれません。

一般に、お金の貸し借りが行われる場合、元本の他に金利(利息)の受け払いも発生します。
FX取引で、たとえば、米ドル/円を1ドル=100円のときに1万ドル分の買いポジションを保有している場合、
100万円(100円×1万ドル)の日本円を借りてきて、1万ドル分の米ドルを買い付け、
その1万ドルを預けている(貸している)のと同じ状況です。

低金利の日本円よりも米ドルの金利は高いため、同じ程度の金額で比べると、
日本円を借りる際に支払う利息よりも、米ドルを預けておいて受け取る利息の方が多くなります。

この支払う利息と受け取る利息の差額の調整額をスワップポイントと呼び、
金利の高い通貨を買って、 金利の低い通貨を売っている場合には、その差額の調整額を受け取ることができるという仕組みです。
長く低金利の続いている日本においては、利息など微々たるものだとお感じになるかもしれませんが、
ここでも忘れてならないのは、レバレッジの効果です。

現在は、数万円を銀行の普通預金に預けても利息はほとんど付かないでしょう。
それは、同様に数万円分の金額を外貨預金に預けたとしても、一年掛かって数十円~数百円程度と満足できる金額にはなりません。

一方でFXの場合、米ドル円の買いポジションを1ロット(=1万ドル分)保有して、
FX口座に預託している資金から45,000円を証拠金として使っている場合、
一日当たり13円のスワップポイントを受け取ることができます(※)。

これは、FXのレバレッジ効果によって、数万円の証拠金でも個人の場合には25倍相当の取引が可能であり、
受け払いする金利の差額の調整額として受け取る金額も25倍相当まで資金効率を高めることができるためです。

FX取引というと、ハイリスクな売買を高頻度で取引しているイメージをもたれる方もいらっしゃるかもしれませんが、
高金利通貨に投資して、ゆったり構えて金利差によるスワップポイントの利益を狙うという取引スタイルもFXでは可能です。
投資家によって異なる投資目的や取引スタイルに合わせて、色々な取引ができる点もFXの魅力と言えるでしょう。

最後に、スワップポイントには注意点もあります。

先程、スワップポイントを受け取ることができるポジションを例にその仕組みをご説明しました。
通貨ペアの組み合わせが、
「高金利通貨/低金利通貨」の買いポジションを持っている、
または、
「低金利通貨/高金利通貨」の売りポジションを持っている場合、
低金利通貨を売って、高金利通貨を買った状態となります。
具体例では、日本円を豪ドルなどの高い金利の通貨に替えて運用しているのと同じポジション状況ですから、
金利の差額を調整する額を受け取ることができます。

反対に、高金利通貨で低金利通貨を買っている状態、つまり、
「低金利通貨/高金利通貨」となる組み合わせの買いポジションや
「高金利通貨/低金利通貨」の組み合わせの売りポジションを持っている場合、
スワップポイントは支払いとなります。

スワップポイントは、一日経過するごとにFX口座に付与されますので、
ポジションを保有している間に金利の動向が変化して受け取りから支払いへ逆転することもあります。
FX会社のホームページや取引ツールには、売り買い別にスワップポイントが1日でいくら付与されるのか表示されています。
しっかり確認して、いつの間にか支払いになっていたなどと言うことがない様に気をつけましょう。

ページトップへ